困った時のジスロマック!私のクラミジア対策はクラビット

クラミジア治療薬の種類について

ジスロマックとは、ファイザー製薬が開発・販売している一般名のアジスロマイシン水和物の総称(商品)名です。英語名は、ZITHROMAC Tabletsです。現在、日本で再び猛威を振るっている梅毒に次ぐ性感染症のクラミジアで使われます。
高校生でも10%以上がかかったという統計が発表された年もあり、聞く機会が増えているお薬です。
薬効は、マクロライド系抗生物質に分類されている製剤です。
適応の菌種は、アジスロマイシン感受性が認められているブドウ球菌、肺炎球菌、レンサ球菌、淋菌、レジオネラニューモフィラ、マイコプラズマ菌、クラミジア菌などです。
適応の疾患は、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、尿道炎、子宮頸管炎、副鼻腔炎、歯周病組織炎、顎炎など様々な部位の炎症に適応となり、広範囲の炎症に効果を示します。
使用上の注意としては、(1)感受性を確認し、耐性菌の発現を防ぐこと、(2)治療開始後4日目で、臨床症状を観察の結果、病状が不変だったり、病状および細菌学検査結果が悪化した場合は医師の判断で適切な薬剤に変更すること(但し、尿道炎と子宮頸管炎の場合は2~4週間は効果判定のため経過を観察する)、(3)マクロライド系、またはケトライド系抗菌剤に対し過敏症のある患者には禁忌。(4)高度な肝機能障害や心疾患に罹患している患者には禁忌などの注意喚起がファイザー製薬添付文書に掲載されています。

また、クラミジアでは、このマクロライド系抗菌剤と、テトラサイクリン系、ニューキノロン系薬剤のいずれかを最低2週間服用する治療が主ですが、最近では、ジスロマック(アジスロマイシン)に耐性のあるクラミジア菌も増えているということが話題となっているようです。ジスロマックは、個人輸入での購入もできますが、自己判断で途中で止めたり、2週間経って完治していない場合、抗菌薬を変更し、検査で完治したとわかるまで治療を続けないと、SEXにより感染が拡大する恐れがあります。そのため、検査は医療機関で受ける必要があるでしょう。

ジスロマックと同様に、クラミジアの適応薬剤となるのが、ニューキノロン系の「クラビット」です。クラビットは第一三共製薬のが開発したレボフロキサシンの商品名です。この薬剤の適応はマイコプラズマ菌やチフス菌、ペスト菌、コレラ菌、赤痢菌、大腸菌などにも有効で、医療機関では高齢者の尿路感染症にも処方され諜報されているようです。